ACT  悩まずに生きたいという理想


 私はACTという認知行動療法に興味があり、この考え方というか、自己や感情の捉え方や価値を重視することなどが好きで、普段の考え方や認識の方法に活用させていただいています。
 具体的に理論として確立されてるんですけど、私が説明苦手なんで、簡単に、でも、私にとって役立ったことを書いていきたいと思います。

ACT(アクト)とは


アクセプタンス&コミットメント・セラピー(英: acceptance and commitment therapy、ACT、日: 収容専念療法)は、認知行動療法もしくは臨床行動分析と言われる心理療法の一つである。
ACTの目的は、困難な気分を取り除くことではなく、むしろ私たちが自らの人生と共に今この瞬間に留まり、価値づけられた行動へと向けて前に進むことである。ACTでは、不快な気分に対して、オープンでいること、過剰反応せずにいること、そして、そういったものを引き出されるような状況も避けずにいることを学べるよう促す。
6つのコアプロセス ACTでは、クライアントが心理的柔軟性を増すことができるように6つのコアプロセスを提唱している。
①脱フュージョン: 思考やイメージ、記憶を「本物である」と思い込んでしまう傾向を低減する方略を学ぶ②アクセプタンス&ウィリングネス: 望ましくない私的経験(思考、感覚、衝動)でも追い払おうとせず、やってきて去っていくままにする③いま現在との接触: 「いま、ここ」に注意を向ける④観察する自己: 超越的な自己の感覚とつながる⑤価値: 自分にとって一番大切なことを明らかにする⑥コミットメント: 価値に従った目標をセッティングし、確実に実行する

Wikipedia

私にとってのACTのポイント


 DaiGoさんの動画でACTについて知って、良さそう!と思い興味を持ちました。 3年くらい前の話です。


 私なりの解釈ですが、ACTはあるがままの自己を強化する感じで、無理に何か別のことをするのではないところがいいと思います。

 また、仏教的というか、マインドフルネスの考えも取り入れており、私の考えに合っていたということもあります。 

 特に私にとって大切だったのは ③いま、現在との接触:いま、ここに注意を向ける というところです。
 私がいままで感じていた「今しかない、今を生きるしかない」という思いに、科学的な観点から形を与えてくれたように感じ、とても親しみを覚えました。


 私の世界で起こっていることは、すべて「今」に起因しており、過去の後悔も未来への不安も、今、現在の私が感じていることです。よって、現在を生きる私が考えること、行うことによって、私の世界は決定されるといえます。 なので、「今」が最も大切で、すべてだ。 という私の考えに、少なからず近いところがあると思います。


 また、他人を観察するよりも、自分自身に焦点を当てて観察する点が良いと思います。他人は変えられないが、自分は変えることができるという理論に基づいていると思います。

ACTの価値


 ACTによって、私は、自分の負の感情や気持ちに肯定的な評価を与えることができるようになったと思います。

 嫌な気持ちや不安な気持ちになることもありますが、それにも意味や価値があると思え、積極的に受け入れることができるようになったのです。

 また、他人がいかに自由にできないかということ、自分を変えるには色んな方法があることを知りました。 仏教的な思想が性に合う私にとっては、思考をそのままにして気にしないという点や観察する自己の認識などは、とても面白く納得できるところでした。

 価値の考えについて、とても大事だと思いました。「自分にとって何が大事か」は、ひとりの人として生涯に渡り考え続ける意味のある問題であると思いました。 自分の価値観を見直すきっかけとなりました。


 ACTを学び、私は考え方に方向性をつけることができたと思います。自分が大事にしている感覚に形を与えてもらったと思います。

 自分をありのままに観察し、感情に支配されずに、嫌な感情も積極的に受け入れ、自分の本当に望む価値のためだけに行動するということが自分の行動指針だと思えるようになりました。

悩みやすい人への助けに


 私は悩んでいる。常に何か不安がある。

 私は、「生きづらい」という感じに支配されて生きてきたように思います。

 もちろん楽しい時もあったし、幸せを感じることもありました。

 しかし、それ以上に悲しさやしんどさ、を重く受け止めてしまい、沈んだ気持ちで過ごすことが多かったように思います。

 そのような時は、つらく、何もしたくなくなり、自堕落になり、そんな自分が嫌になり自己嫌悪に陥るという負のループに入ることがありました。 いずれはまた元に戻るのですが、それまでの時間はずっと嫌な気持ちが続くのです。


 ACTの考え方を知ってから、悲しみや不安について、感情と思考を切り離すことや、自分を客観的にみることなどの方法で具体的に考えることができました。 そして、今までのつらく悲しい気持ちを、積極的に受け入れることで、私の生きづらさも意味があると考え、悩むことについてプラスに考えるようになれたと思います。
 自分の考えに囚われて、悩み続けている方にACTは役に立つと思います。

DaiGoさんの紹介を見て知った本ですが、とても参考になりました。
幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない: マインドフルネスから生まれた心理療法ACT入門ラス・ハリス

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA