結婚を機に家を買うことを考えるようになりました。もちろん、自分の意思だけでなく、妻の希望も聞いての上です。
一戸建ての家を買いたいです。
家に対して、色んなことを期待していて、不安もあります。これから調べたりしていくつもりですが、まずは家を買いたい思いを述べていきたいと思います。
家を買いたい理由
私は30歳代後半男です。半年程前に結婚しました。
正直、結婚するまでは家については買う気はありませんでした。古いですが実家もあり、将来は実家に戻って暮らすことを漠然と考えていました。
それが、結婚を機に一気に考えが変わりました。
大きな気持ちの変化として
- ①自分を必要としてくれる存在ができたことで、その相手のために何か残したいと思うようになったこと
- ②自分と大切なものたちと一緒に、死ぬまで落ち着いて暮らせる特別な場所が欲しいと思うようになったこと
がありました。
賃貸ではなく持ち家で、マンションではなく一戸建てが欲しいのです。
家に求めたいこと
私が家に求めることは、「居場所としての安心感」です。何かあっても帰ってこれる場所、安心して過ごせる場所。また、家族にとってもそうであってほしいと思います。 これは自分の経験から言えることです。実家から遠く離れて暮らしていて、不安だったりつらい時に、「いざとなったら帰ればいい」と思えることで、どれだけ心が落ち着いたかわかりません。
将来、子ども達が家を出て行った後にも、子どもたちにそのような安心感を与えたいものです。まだ、こどもいませんが。
また、私達夫婦の終の住まいとして、自分達の好きなものが近くにおけるような場所や広さであることも大切です。 私達の場合は、わんちゃんを走らせたり、木や花、植物が好きなので広めの庭が必須です。また、私の趣味の能面打ちのために作業場みたいな場所もほしいです。猫ちゃんの専用の部屋も必要です。将来の子どものために何部屋かは確保しておきたいです。 人が集まり風通しのいい家にしたいという夫婦の希望で、広めの駐車場、広いリビングなどなど。
希望はたくさんありますが、まだはっきりした形はできていなかい状況です。少し田舎の、土地が広いところになるでしょうが。 老後のことを考え、バリアフリーにしやすい造りか、車が玄関の近くに留められるかなども考えますが、不動産屋さんと要相談ですね。
もし家を失ったら耐えられるか?
理想の素晴らしい家を持ったらすべて安心、心配はなし、とはいきません。
泥棒に入られることもあるかもしれません。周りの環境が変わって困るかもしれません。災害や火事のリスクは必ずあります。 もし、家がなくなってしまったら、保険でお金は返ってきても思い出や大切な物などを失ってしまうかもしれません。
そんな状況になったらどうするでしょうか? 基本的には家族が無事なら何とでもなると考える、と思います。(実際にそうなってからしか、わからないですけど) 家族がいなくなってしまったらまた別次元の問題になりますが、今回は家のことなので。
家は家族がいてこそです。なくなったものを追いかけなくても、家族と一緒につくっていけばいいのです。
もっと大事なこと こころの共有 家族とは
家という場所が、安心できる場所であるためには、そこに居る人たちが穏やかに落ち着いて過ごしていることが必要不可欠です。
私にとっても、私が遠くで暮らしている時も、実家で両親や祖母が変わらずに暮らしていることがとても大事なことでした。
今は新しい家族で幸せに暮らしていますが、これからも色んなことが起こると思います。
リスクを考え予防対策をすることは大切です。お金の管理や災害への備え、健康の維持に努めることなどです。 しかし、皆さまお分かりでしょうが、完璧にリスクに備えることは不可能です。諸行は無常です。
私が大事だと思うのは、家族で日頃からの心の共有をしておくということです。こころの物差しを持つとも言えます。 何があるかはわからないから、何が起きても変わらないものを持っておこう、ということです。
何か起こる時は想像もできないような大変なこともあります。家族が欠けることも考えたくないですが、確実に起こります。
そのような時に、残されたものは悲しみます、後悔します。それも必要で大切なことです。そして、立ち直ろうとします、残された家族で共に歩む準備をします。
その時にもこころに変わらないものがあると、違うと思います。落ち込み続けてしまったり、無理をして立ち直ろうとしてガタがきたりすることが、少ないと思います。
こころの共有とは、自分と他の家族がそれぞれ、何を望み、何を嫌がり、何を大事にして生きているのかを、お互いが考え話しをし共有できていることです。
この家族はどんな人なのかをはっきりとさせておくこと、と言えます。
それぞれの考えや価値観は移り変わりものなので、日頃からお互いそのような深い話ができる環境があれば素晴らしいですね。しかし、そんなに難しく考えなくても、できている方は自然とできていると思います。
日頃の家族の関わりの中で、相手のことを思い気にかけて、そして自分の気持ちを相手に伝えることです。これだけだと思います。すると、相手も同じように気持ちを伝えてくれると思います。
家族のことを考え、家族を喜ばせたいという純粋な気持ちを大事にしていくことが最も大切だと思います。
家族とは
家族とこころの共有をするということは、綺麗事に聞こえるかもしれませんし、うまくいかないこともあると思います。どうしてもうまくいかない相手もいると思います。
私が思うのは、「家族を選んだのも自分自身である」ということです。 家族は血縁だけでは決まらないと思います。
家族の条件とは、「お互いがこの人(いぬねこなど)と家族になりたいと心から望むこと」で事足りると思います。 家族の条件を満たさない人と無理に家族でいる必要は無いと思います。
とはいえ、生まれながらに苦労されている方や、事情があり好きな人とだけ暮らすのは難しい人もいると思います。独りよがりな意見で申し訳ありません。
しかし、周りの人はコントロールできませんが、自分自身はコントロールできます。最近では、瞑想やマインドフルネスなど自分をコントロールする技術がたくさんありますので、悲しく辛い思いをする人が少しでも減ることを望みます。
このような、こころの共有があれば、家族は穏やかで落ち着いていることができます。そのことで、家ははじめて「安心できる居場所」になることができます。
家というのは、家族のこころに形を与えたものとも言えるかもしれません。ただその形は、先にあるものでなく、常に創り続けていくものです。家での家族の過ごし方で、その家はいかようにも変わっていきます。 家族のこころを育てるように、家を大事にしていきたいと思います。
今後も家について近況報告していきたいです。